コラム・エッセイ

殺しというエンターテイメント 上村 良介(2012年9月15日)

このところの韓国や中国(ついでにロシアも)の日本の領土に対するふざけた行動を見ていると、いっそドでかい大砲のタマの一発もお見舞いしたくなるのはあたしだけだろうか。

戦争になる?

だがまあ、残念ながらそうはなるまい。いつからか日本人は血を見ることを忌み嫌うヤワな民族に成り下がっちまった。

あたしもいまや人生後半戦。どうせこのままたいした事件もなく死んでいくのだろうが、こころ残りなのは人を殺さなかったことと戦争を体験しなかったことだ。つまりこの世で味わえるもっともドラマチックなシチュエーションを実感できずにあっちに行っちまうってことだ。

たぶんあたしが芝居なんかをやっているのもその代替を求めてのことだろう。それが証拠にうちの芝居には必ずといっていいほど戦いのシーンがあり、人と人とが殺し合う。

むろんそれは残虐な行為であり、悲惨なことだ。だが同時にそこには生きているというギリギリの実感があり、もっと言うならば美があるのだ。

いやいや飾らずに言ってしまおう。なによりもそれがあたしの考える「面白れえ!」があり、ワクワクなのだ。劇的という言葉があるが、シェークスピア(喜劇を除く)だって近松だって戦いを、殺しを、死を描いてきたではないか。

てなことを思うあたしは、芝居者になっていなかったらきっと犯罪者になっていただろうね。どっちの人生が面白かったかはわかんないけど(笑)。

ということで、銀河鉄道新作は「銀版八犬伝」。10月27、28日の両日、サンポート第2小ホールにて。お時間があればお運びのほどよろしく!

(劇団銀河鉄道主宰)

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