ACT瓦版

ACT瓦版 Vol.26(2014年1月1日発行)

「ラジオで聞く香川菊池寛賞」朗読作品DVD贈呈!!

DVDを菊池寛記念館に寄贈する大西、錦両理事
▲DVDを菊池寛記念館に寄贈する大西、錦両理事

前回の瓦版でお知らせしていました、「香川菊池寛賞」受賞作品の朗読DVDが完成し、2013年7月に菊池寛記念館、高松市図書館などに寄贈しました。

同賞の受賞作品をより多くの人に親しんでもらおうと始まったこのプロジェクト。西日本放送ご協力のもと、作品を朗読番組にすることに始まり、同番組をACTのホームページ上でも公開し、広く一般の方に楽しんでもらえる様にしてきました。

しかし、「放送時間に合わせて番組を聞けない」、「インターネットはよく分からない」といった方もいて、そんな方のために番組をDVDにまとめました。しかも、再生すると朗読に合わせて、美しい写真が画面に表示されます。プロジェクトのサポーターの方たちが作品の内容に合わせて撮影して下さったものです。是非、ご覧下さい。

今後も1年に5作品ずつDVDにしていきます。ご期待下さい。

ACT理事 阿河 淳也

ラジオ放送
「ラジオで聞く香川菊池寛賞」
毎週月曜日(昼12:30~12:45)放送、年間5作品を紹介。

DVD寄贈先
高松市図書館・香川県立図書館
(貸し出し利用できます)
菊池寛記念館・高松市文化芸術振興課・RNC西日本放送(資料としての寄贈。貸し出しはありません)

今回DVDになった5作品
▲今回DVDになった5作品(右より)
正岡美香:作 「波のグラウリヤ」(第46回受賞)
太田貴子:作 「四つ葉さがし」(第46回奨励賞)
伊藤健治:作 「財田川夏物語」(第41回受賞)
三田慶子:作 「舞扇」(第43回受賞)
佐藤利夫:作 「夕焼け通り商店街」(第44回受賞)

DVD制作委員会 写真班の皆さん ~ご苦労様でした~

朗読プロジェクトがスタートして3年。DVD制作も2年目を迎え、次回作の制作に向け新メンバーも加わりました。聴き応え見応えのある作品揃いですので完成をお楽しみに。
   ディレクター:大西詠子

1.「波のグラウリヤ」 担当:香西亮宏

香西亮宏

波のグラウリヤでは写真にストーリー性をもたす為、何も無かった砂浜からスタートし、最終話の写真では聖書とクルスを配置し、最後の写真では今回の為に取り寄せたクルス瓦を砂浜に埋めて波間に蒔かれた一粒の種を表現しています。最後まで見ないと出てきませんが、DVDをご覧になった方は私の小細工に気がつかれましたか?

今回の教会内の撮影では桜町教会の方にご協力頂きました。この場を借りて感謝致します。

2.「四つ葉さがし」 担当:久保勝義

久保勝義

結婚間近の主人公が、婚約者とともにかつての恋人が暮らす高松の地を五年ぶりに訪れた・・・というストーリーから、高松の身近な風景を切り取ろうと考えました。

実際小説は、地元風景を自然にイメージしながら、主人公の心の動きに引き込まれていく作品でしたので、高松市内の風景やスナップを中心に、13枚の写真を組み立てました。

3.「財田川夏物語」 担当:後藤朝子

後藤朝子

「伊藤さん、こんなのどうお」という感じで、添付写真のほとんどは手持ちから選んだものです。現地撮影の写真は三枚。その一枚は伊藤さんの部屋の水槽。「魚の気分や。ずーっと水の中でおりたいわ」。主人公が川で遊んだ時の言葉とリンクしました。撮影していると、パートナーの純子さんが「今朝久しぶりに水槽を拭いたところ」と嬉しそうでした。水槽の前には背もたれのある座椅子が今も置かれています。その椅子に座って、どれほどの長い時間を伊藤さんは過ごしたか。最後の写真は彩雲の輝く青空にしました。伊藤さんの心を遊ばせる空にふさわしいかもと思っています。

4.「舞扇」 担当:大平崇代

大平崇代

春の気配が感じられ始めた、ある晴れた日、高松駅から高徳線に乗った。峰山の麓を通り抜けると見慣れた高松の街並が続き、駅のホームが昔の風情になって行く。志度を訪れたのは中学の遠足以来2度目…なのにどこか懐かしく、商店街、海岸沿い、志度寺、夢中で写真を撮り続けた。志度寺には寒桜が咲き始め、お遍路さんの姿もあり春ももうすぐ…。古家を改装したらしいお店で珈琲豆を買い、帰りはコトデンに乗ることにした。

5.「夕焼け通り商店街」 担当:西口里菜

西口里菜

この挿絵写真は、主役ではもちろんないけれど、脇役になりすぎてもいけないと思っています。先入観や特定のイメージを持たせないように気をつけて、でも聴いている人がぐっと物語に入り込んでその風景を心に浮かべるための手助けができるような、そんな写真に仕上げたいです。まだまだ未熟な写真ばかりですが、日々頑張っております。

NEW FACE

DVD制作スタッフ 新メンバーです。

竹井 薫

竹井 薫
はじめまして。ご縁がありまして、ACTに参加させていただくことになりました竹井かおりです。
映画、演劇など広く浅く、たまーにマニアックに、ジャンルにこだわらす興味を持ったらまず飛びついてみるをモットーにしております。 よろしくお願い致します。

上村 豊弘

上村 豊弘
不思議なご縁が重なり合って、このたび香川菊池寛賞朗読DVDの写真班に参加させていただきました。取材の途中、東かがわ市にある和三盆のお店にお伺いし、店主の奥様から和三盆の製造過程からその歴史に至るまで、丁寧に教えていただきました。思わぬ形で見過ごしていた香川の歴史と風土に触れることができ、貴重な体験となりました。私の選んだ写真たちが小説の魅力を引き立てる一助になっていれば幸いです。

総会・懇親会報告

アーツカウンシル高松の平成25年度総会と懇親会が7月28日ACT事務所で開かれました。

総会では冒頭明石理事長が「ACTでなければできない活動のいくつかが最初の成果を生み出しつつあります。多くの方々の力を集めて、より高い目標に向かっていきたい」とあいさつ。今年度の事業計画案や予算案、役員の選任案などを採決しました。また、会員からは「高齢者向けの事業も検討してほしい」という意見も出されました。

総会後の懇親会には、来賓の高松市創造都市推進局文化・観光・スポーツ部の秋山浩一部長や菊池寛記念館の藤田正勝前館長など20人余りが出席。

コールジュニア高松の子どもたちの歌が会場を盛り上げ、子どものための演劇教室の活動をまとめたDVDの上映も行われました。

平成25年度役員(いずれも再任)

役員 氏名
理事長 明石 安哲
副理事長 小野 修一
理事 阿河 淳也
理事 大西 詠子
理事 錦 美弥子
監事 石川 千晶
監事 関谷 利裕

総会・懇親会

2013年忘年会

2013年忘年会
▲明石理事長のあいさつ。

25年度の忘年会は12月13日、鍛冶屋町の創作居酒屋「悠月」で開催。

約20人が出席。明石理事長が「今年一年を語りつくして、来年も楽しいACTにしていきましょう」とあいさつ。ラジオで聞く香川菊池寛賞DVD写真班の皆さんも出席してくださり、和やかで楽しい忘年会となりました。

ACTメンバーの皆さんの近況報告~なんがでっきょんな~

男木島を“希望の島に”

彫刻家・オンバファクトリー代表・TEAM男気代表 大島 よしふみ

彫刻家・オンバファクトリー代表・TEAM男気代表 大島よしふみ
▲すっかり男木島の人気者に。

男木島にとって2度目の芸術際が終了した。1度目の芸術祭終了後「あんたらも、もう来ん様になるんか。」と島の方々に言われ、「2度目の芸術祭」と「学校の再開」を目標に、僕達夫婦は島に通い続けてきた。

しかし、今回男木島は終了では無かった。「3年はすぐやから、今から準備せんといかんね。」というお母さん達。通い続けた島に移住しようとしている若者達。そして何よりも、学校の再開を実現してくれた、島出身の若者家族。今、島は芸術祭本番より熱くなっている。島には空家が沢山あるが、住むにはかなりの補修が必要だ。仕事は無く、高松に通うにも島に帰るフェリーは18時10分が最終。農業をしたくても、島民よりも多くなった猪が畑を荒らしている。そんな問題を、帰って来た・移って来た皆と解決していきたく、僕達夫婦も今春移住を考えている。瀬戸芸コンセプトは「海の復権」。男木島が「希望の島」になる様にこれからも走り続けたい。

手袋ファッションショーを開催!

吉田愛 服飾専門学校 吉田 弘子

手袋ファッションショー
▲モデルも学生が担当 2月8、9日もよろしく!

11月24日引田・井筒屋敷にて手袋ファッションショーを開催いたしました。東かがわ市10年記念行事の一環として和三盆、ひけた鰤、そして手袋という美味しく、楽しいイベントとなりました。このショーに向け学生は、手袋のデザインも含めたデザイン画を描き洋服の制作をし、手袋メーカー各社が手袋を制作するという何とも贅沢なコーディネイトファッションショーです。

もの作りに取り組まれている場所の中でのショーは、温かい笑顔と拍手に包まれて学生はもちろん手袋関係者の方々共に満足の行くイベントになったと実感いたしました。全国の手袋の90%をこの地で産出している事は、日本いえ、香川県民すら知らないのではないでしょうか。私達に出来る事は微力ではありますが、もっともっと地域に根ざして服飾に関わるシーンを広げていきたいと思います。

なお今回の作品を見逃した方、2月8日、9日高松のレッツホールでもショーの中で登場いたしますので、是非足をお運びください。お待ちしております。

そうだ人形を作ろう

人形作家 後藤 朝子

人形作家 後藤 朝子作品

そう決めたのは美大で油絵を描いていた頃。いつの日か、あなたの国の美術は? と問われる時が来る。欧米の亜流じゃつまらない。人形に転身し、京都で修行。以来数十年、人形と人形で作る空間美術が制作基盤です。心がけたのは『からっぽの人形』作り。もともと人形は魂を依託する人形(ひとがた)。樹木や岩石のように神霊が宿る依代(よりしろ)。祈りの対象です。祓(はらえ)に際し、浄化の役割を担います。そんな人形に、作者の雑念無用。からっぽでないと万能の働きが出来ません。それにしても、魂、人形(ひとがた)、依代(よりしろ)、祓(はらえ)、浄化、祈り。人形の背景は凄いと封印し、語らずに今日まで。最近、子供の頃に寝床で聞いていた、父の柏手の音が記憶に蘇ってきます。朝日に向かって、淡々と毎日打つ。祈りってあれかしら。人形が世界を招く時節到来はまだだけど、封印した全てを解き放ち、本来の『引込んで魂を鎮める人形』制作を目指すのは『今』かしら。

アクトコラム

2度目の瀬戸内国際芸術祭が終わって(小西 智都子)

自主上映会を立ち上げて

ACT映画部門担当 石田 孝文

25年目の弦楽四重奏
▲2月1日上映

もうひとりの息子
▲3月7日上映

40年間も映画に係わってきた。そのほとんどが映画興行、映画館での直接お客様に映画を提供する現場での仕事だった。

近年シネコン(シネマコンプレックス)全盛時代となり、かつての邦画(松竹、東映、東宝等)チェーンや、洋画(ライオンカン、スカラ座、グランド松竹、大劇パラス等)の単独映画館は無くなって随分時間がたってしまった。

かつての映画館は、各館独自の宣伝活動に工夫を凝らして映画ファンの興味をひいていたものだが、現在のシネコンにおいては上映作品の宣伝活動というものはほとんどせずに、来場者への接客サービスのみに重点がおかれている。

私が映画館の現場にいたころは、映画配給会社の宣伝だけでなく、映画館自体で作品毎の特徴を考えて独自の宣伝活動を行ったものだった。その結果、同じ作品でも他地区と比較しても集客が多くなった時などの快感は何とも言えないものだった。これが興行の妙味と思っている。

さて、現実として退職後に興行の現場を離れて18年ぶりに高松に帰ってきた時、これから何をしようなどと考えていた時、かつて親交の合った明石君よりACTのメンバーとなり休眠状態となっている映像部門を担当してもらえないかとの話をもらった。

香川県内にはシネコンが3ヶ所とソレイユが2スクリーンといった、映画鑑賞には恵まれた環境にあるのだが、それでもなお高評価の作品や、一部の方たちに注目をひく作品が公開されないまま残っていることが分かった。そこで自主上映サークルを立ち上げ、独自の上映会を企画することにして、ACTでの映像部門での活動としてもらった。

1回目は、去年1月26日『アウンサンスーチー 引き裂かれた愛』を好評のうちに開催、2回目は6月6日全国的には大きく公開されなかったが、フラダンスの世界ではひっそりと話題になっていた『プリンセス・カイウラニ』を、地元フラサークルとの合同イベントとして開催、映画と他芸能とのジョイントといった新しい形態での話題となった。3回目は、11月2日『三姉妹~雲南の子』を、かがわ文化芸術祭参加公演として上映、普段であれば一般公開は難しいドキュメント作品であったが、ご覧になられた方々からは高評価を得て上映した意義を強く感じたものでした。

今後も隠れた名作を発掘して一般の方にご覧いただきたいと考えています。次回の上映会は、今年2月1日(土)サンポ-トホール高松第1小ホールで上映の『25年目の弦楽四重奏』を、高松交響楽団の協力を得て「クラシック音楽[ハープ&弦楽]と映画『25年目の弦楽四重奏』の鑑賞会」と銘打ち、開催いたします。

次々回は、今年3月7日(金)サンポートホール高松第1小ホールにて、〔出生時に取り違えられた2人の息子。ひとりはイスラエル、もうひとりはパレスチナ。その事実が明らかになったとき、2つの家族は?〕2012年東京国際映画祭グランプリ&監督賞受賞作品『もうひとりの息子』の上映が決定しました。

一つ一つの作品を大事に工夫を凝らして公開していきます。ご期待ください。

ACT事務所で映画試写会開催

かがわ文化芸術祭参加公演の映画『三姉妹~雲南の子』の試写会を、国際交流関係団体、マスコミ関係者などを招いて、ACT事務所で去年9月、3回に渡って開催しました。

映画試写会

アクトコラム

名文を読め、見出しから書け、行数を死守せよ(明石 安哲)

一緒に始めませんか? メンバー募集

劇団マグダレーナ

声が小さくて相手に伝わらない。
はきはきした話し方ができない。
自分を表現できない。
こうした子ども達が増えています。
しっかりした声を出す発声訓練でこれらをなおすことが可能です。
●毎土曜日 13:30~15:00
発声訓練、表現など演劇の基本
●受講料 無料。
●稽古場 高松市瀬戸内町509-168
●豊かな子どもの才能を見つける教室
●子どものための演劇教室
TEL&FAX:087-816-7392
Email:keonishi@dream.com
大西 恵

コールジュニア高松

毎週水曜日17時半~19時半、丸亀町壱番街レッツホールで練習を重ねています。
小学2年生~高校3年生までの歌うことの好きな子供たち、一緒に楽しく歌いませんか?
11年目を迎えたわが団は5月にこどもの日コンサート、6月にはアーツフェスタ高松に出演、7月~8月にかけてはコンクールに挑戦し9月には瀬戸フィルと共演しサウンドオブミュージックを歌いました。12月には21日レッツホールにて瀬戸フィルクリスマスコンサート、25日にはゆめタウン高松にてRNCラジオ主催チャリティミュージックソンに出演しました。また2月11日はアルファあなぶき大ホールにて香川ジュニアコーラスフェスティバルに出演予定です。今年はソチオリンピックに因んで北欧の歌を歌います。たくさんの方々に聴いていただきたく練習していますので皆さん応援に来てください。よろしくお願いします。
コールジュニア高松 石井 真紀

子どものための芸術教育研究プロジェクト

なかなか、進捗困難なプロジェクトですが、子ども時代に、五感を使い、生の豊かな感性を育む営みこそ、今の社会に一番大事、大切な事という理念は、確立しています。どうぞ、この理念を実現できる日を目指し、共感、参加、サポートしてくださるメンバーを募集しています。関心のある方、錦までご連絡ください。
TEL : 090-7625-0126
ACT理事 錦 美弥子

編集後記

1月1日発刊は2003年のvol.3以来11年ぶり。年末の編集作業となりました。ということでvol.26は年賀状代わり。
皆様、今年はもっと発刊回数を増やすよう努力しますので、どうぞよろしくお願いいたします。
おっと! 自分の年賀状も作らないと。(O野)

アーツカウンシル高松は、市民自らによる芸術文化振興活動をサポートするNPO法人です。
より多くの方が賛同されることを期待します。

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